ケイセラとは?その特徴を千葉の外壁塗装業者が解説
2018.08.18
「ケイセラって一体何?」
外壁塗装に関連した話の中では様々な専門用語が登場することがあり、どのような特徴があるのか、そもそもどのようなものなのか掴めないこともしばしばあるのではないでしょうか。
『ケイセラ』というのもそのうちのひとつとしてよく挙げられます。
今回はこのケイセラとは一体何なのか、その特徴についてご紹介いたしまします。
□『ケイセラ』とは
ケイセラがどういうものかを一言で説明すると、塗料の一種です。
外壁の防水性を高める、あるいは外界からの衝撃を緩和するために外側に施される塗料ではありますが、現在では様々な種類の塗料が使われています。
ケイセラは無機塗料の一種として分類されており、ガラスと同じ成分のオルガノポリシロキサンが含まれています。
無機塗料の一種とは言ってもすべてが無機物というわけではなく、有機物と無機物が組み合わせられて作られたものですが、ケイセラはその配合率を追究して作られた高性能な塗料として期待されています。
□『ケイセラ』の特徴
ケイセラは次世代型の無機塗料という評判が高いのですが、その理由ははケイセラが持つ次のような特徴があるためです。
*短い時間で乾く
速乾性があることから、外壁塗装の工事でどうしても時間がかかる工程である塗装の段階を短くすることができます。
乾きやすいというのは、急な雨によって塗り直しを強いられて工期が伸びるリスクを軽減することにもなるので嬉しいですよね。
また、表面に空気中の物質が多く付着する前に乾き始めますので、美しい仕上がりになることが期待できます。
*カビや藻類に強い
カビが健康面で良くないことは言うまでもありませんが、藻類が壁に付着すると、根を張って劣化の原因となりうる水分が内部へと侵入しやすくなりますのでよくありません。
ケイセラはこのような状態を防ぐ効果があります。
*柔軟性がある
ただ単に丈夫であるというわけではなく、柔軟性があるのもケイセラの強みの一つです。
しなやかさもあるため、振動などが生じてもうまく逃がすことができ、外壁にとって深刻な状態となる塗料のひび割れを防ぎます。
*汚れにくい
無機質特性の低汚染性があることにより、他の塗料と比べると長期間そのまま放置していても汚れにくい壁が期待できることでしょう。
*コストの面でも
これだけの性能を持ち合わせているケイセラですので随分と高額な印象があるかもしれませんが、価格としてはシリコン塗料よりも若干高い程度であり、性能面で拮抗しているフッ素塗料と比べると料金面では分があります。
また耐用年数が長いため、長期的な視点から見ると外壁のメンテナンスにかかる費用を抑えることができます。
□最後に
今回は、ケイセラがどのようなものなのかとその特徴についてご紹介いたしました。
外壁塗装をご検討の際に、ぜひ高性能なケイセラをお使いになられることをお勧めいたします。