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サイディングの種類と特徴・耐久年数|千葉の外壁塗装専門家が解説

2019.01.10

「外壁塗装を考えているけれど、サイディングについてよく分からないから詳しく知りたい。」
「サイディングと他の外壁ってどのように違うのだろう?」
このようなお悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?
外壁塗装を考える際に必ずと言っていいほどでてくる言葉でありながら、実際のところサイディングが何かということやその特徴はあまり詳しく知られていません。
そこで今回は、サイディングについて詳しく説明していきます。

□サイディングって何?

サイディングは、外壁素材の一種で、セメント質と繊維質を主に原料として用いて作られます。
サイディングはサイディングボードとも呼ばれる板状のもので、外装材で外壁に貼り付けて利用します。
既に出来上がったものを貼り付けてシーリング材でつなぐだけなので作業効率がよく、仕上がりも均一になりやすいです。

□種類

*窯業系

セメント質と繊維質が主な原料です。
硬く密度が高いため頑丈で、耐震性や遮音性、防火性を持っています。
デザインも豊富で、タイル調や石積み調のものも存在します。
耐用年数は7〜13年です。

*金属系

アルミやスチールなどの金属を加工・成形して作られた素材です。
断熱性や防火性をもっており、また軽量です。
窯業系より耐久性が高く、10〜15年です。

*木質系

木に塗装を行った外壁材で、木の雰囲気が感じられます。
他にくらべて防火性は劣りますが、最近では不燃処理をされたものも増えてきました。

*樹脂系

塩化ビニル樹脂を原料としています。
軽量で耐久性が高く、寒冷な地方で普及が進んでいるサイディングです。
撥水性に優れており雨漏りしにくいのも特徴です。

□モルタル壁との違い

モルタル壁は砂・水・セメントを混ぜて作ったモルタルを網状の金物の上から塗ってつくる外壁です。
現場での作業が多く、施工を行う業者の技術力に大きく左右されると言えます。
それに比べてサイディングは既に出来上がったものをシーリング材でつなぎ合わせるだけなのでより均一性があります。

デザイン面に関しては最近サイディングのバリエーションが増えてきているとはいえ、自由度が高いのは現場で作るモルタル壁の方です。
コストや耐久性の大差はないものの、サイディングでは目地の部分であるシーリング剤が劣化しやすく、モルタルでは表面にひびが入りやすいのでどちらも一定の期間を超えたらメンテナンスや補修が必要になります。

□まとめ

今回はサイディングについて説明しましたが、いかがだったでしょうか?
外壁塗装をお考えの方はサイディングの特徴も踏まえて検討してみてくださいね。

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