シーリングって何?なぜ補修が必要なの?千葉の外壁塗装専門家が解説
2019.01.12
「外壁塗装の話になるとよく出てくるシーリングって何なの?」
「シーリングの補修ってなんで必要なの?」
このようにお考えの方はいらっしゃいませんか?
外壁塗装に関する言葉でよく聞く言葉ですが、どのような役割があるのかと聞かれるとなかなか答えられない人が多いですよね。
そこで今回はシーリングの知識について説明していきます。
□シーリングとは?
シーリングとはコーキングとも呼ばれ、樹脂系の目地充填剤(シーリング材)を外壁材の隙間に入れたり、ひび割れ部分に入れたりする工事のことです。
サイディングなどの外壁材は、隙間を空けないで貼り付けていくと、気温が上がって膨張したときに外壁同士が衝突して破損してしまいます。
そこで少しの間隔を設けて貼り付けていき、隙間にシーリング材を注入することで防水性や耐久性の高い外壁が完成します。
弾力性の高いシーリング材のおかげで外壁材が衝突せず、外壁そのものを長持ちさせることができるのです。
また、ひび割れた部分にシーリングを施すことでひびに雨水が入り込むのを防ぐこともできます。
□シーリングの劣化
外壁の劣化の前にまずやってくるのがシーリングの劣化です。
外壁のある環境によって寿命は異なりますが、おおよそ5〜10年と言われています。
劣化してひびが入っていたり、剥がれていたりする場合はメンテナンスを考えなければなりません。
そのままにしておくと、劣化してできたひび割れや隙間から雨水が侵入し、外壁の内部にはいりこんで外壁の持つ防水機能が低下してしまいます。
□シーリングの取り替え過程
まずカッターでシーリング剤の両側に切り込みを入れて外壁材と切り離します。
そして既存のシーリング材をはがし取り、両側の外壁材に残りが見られなくなるまで丁寧に除去します。
除去した後はマスキングテープを縁にはり、新たにシーリング材を注入する過程で他の部分が汚れないようにします。
シーリング材と外壁材が縁切れしないための接着剤としてプライマーを塗布し、目地底にシーリング材が付着しないためにバックアップ材やボンドブレーカーを入れ込みます。
そして最後に専用の道具を用いてシーリング材を注入するのです。
注入後にヘラで隙間ができないよう押さえ込みなめらかに仕上げ、マスキングテープを剥がせば作業終了になります。
□まとめ
今回はシーリングについて説明しましたが、いかがだったでしょうか?
外壁塗装に関することで疑問や不明な点があればぜひ我々外壁塗装専門店に相談してください。