シーリングの寿命の見分け方とは!?千葉の専門業者が解説します!
2018.03.22
家の壁をつくる際の外壁材は、1枚ではありません。実際は、複数の外壁材を組み合わせることによって壁が構成されています。複数の外壁材を使用すると、目地と呼ばれる隙間が生まれます。その隙間には、雨水や汚れなどの侵入を防ぐための、シーリングというクッション材を充填し、密閉しているのです。
今回は、外壁には欠かせない、シーリングについて、その寿命を見分ける方法をご紹介します。
また、劣化したシーリングを放置すると、どのような問題が生じるのかをご説明します。
以下の見分け方をご理解していただいた後、一度ご自身の自宅のシーリングをご確認してくださいね。
●シーリングの寿命の見分け方とは
一般的に、シーリング目地の対応年数は、7〜8年と言われていて、外壁塗装より早く傷むと考えられています。
シーリングに以下のような状態が見られた場合は、シーリング工事を行うことをお勧めします。
・ひび割れ
シーリング材に大きなひびが入っている状態です。
・剥離
外壁と、本来隙間を埋める働きをするシーリング材の間に、小さな隙間ができている状態です。
・欠落
シーリング材が剥がれ落ちていて、機能を失っている状態です。
・破断
シーリング材の真ん中が切れている状態です。
●シーリング材の劣化を放置すると生じるトラブルとは
「上記のように、シーリング材が傷んでいたけれど、放置すれば家がどうなるのか心配だ。」
そのようにお考えである方も多いと思います。
風雨は、家の外側である外壁に、直接影響を与えます。
劣化したシーリング部分から雨水が侵入してしまいます。その場合には、非常に悩ましい問題が生じる可能性があるのです。
雨水の侵入により溜まった水分が雨漏りとなる場合もあれば、建物内部の建材を腐食する場合もあります。
特に、建物内部の劣化を改善するためには、大規模な修復工事が必要となる場合があるのです。
このように、シーリングの劣化が家全体の劣化を急速に進め、大きなトラブルにつながる危険性があるため注意が必要です。
〇最後に
今回は、住宅のシーリングについて、その寿命の見分け方と、劣化したシーリングを放置した場合の危険性についてご説明しました。
外壁塗装をお考えの際は、表面塗装だけでなく、外壁材の隙間にあるシーリングにも注目してくださいね。
株式会社シマテックは、外壁塗装と屋根塗装の専門業者です。施工はシーリング1級技能士が致しますので、安心してご依頼ください。
千葉県で、外壁塗装やシーリング工事について、ご質問や疑問点がある方は、ぜひご遠慮なくご相談ください。