タテイルとは何か?その特徴を千葉の外壁塗装業者が解説
2018.08.28
外壁塗装に関連した話の中では様々な得体のしれない用語が登場して混乱されることがあるかもしれません。
『タテイル』という用語もそのうちの一つではないかと思います。
今回はこのタテイルとは一体何なのか、どのような特徴があるのかについてお話していきます。
□『タテイル』とは?
『タテイル(Tateil)』というのは外壁に使われる塗料の一種です。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、塗料というのは一種類だけではなく、外壁塗装においても様々な塗料が使われています。
耐用年数が高い、あるいは安い費用で手に入るなどそれぞれに魅力があるのですが、このタテイルは耐久性において最高水準の性能を誇る塗料として最近塗料業界で注目されてきているのです。
そんなタテイルには一体どのような特徴があるのかについてご紹介いたしましょう。
□タテイルの特徴
*耐久性が最高水準
タテイルの耐久性は最高水準の塗料と言われています。
一般的な塗料は10~15年程で塗り替えが必要なものが多いのですが、タテイルに関しては25~30年程は塗り替えをする必要はないと考えられており、長い目で見たときに外壁塗装にかける費用を抑えることが期待できます。
*美しい仕上がりに
タテイルは透明な塗料となっています。
単に外界の様々な影響から外壁を保護するだけではなく、壁そのものの色や風合いが見える状態にするため、外壁の雰囲気の残った美しい仕上がりになります。
*遮熱性がある
塗料の中には熱の侵入を抑制する機能を持つものがあります。
一般的には遮熱塗料と呼ばれているのですが、タテイルもその遮熱塗料の一種に分類されます。
着色顔料を工夫することによって太陽から降り注ぐ赤外線を取り込みません。
この赤外線はものを暖める効果があり、多く吸収しすぎると熱くなってしまう原因となります。
遮熱塗料はこの赤外線を反射することで表面温度を最大で20度ほども低下させることができるのです。
屋内の温度上昇を抑えるため空調設備の稼働を抑制することができ、光熱費の削減と環境維持への貢献という二つの効果を発揮することにつながります。
*汚れにくい
タテイルにはセルフクリーニング効果もあります。
これは文字通り自力で汚れを落とす力のことなのですが、その背景についてもう少し説明しましょう。
塗料の性能としては水になじみやすい塗料と水をはじきやすい塗料があります。
一般的に水になじみやすいと汚染物質が付着しにくいと言われており、タテイルは水との親和性が高いため雨水によって汚れを自然に落とすことができるのです。
そのため汚れの少ない表面を保つことができます。
□最後に
今回は、タテイルとはどういうものなのかということとその特徴についてお話いたしました。
外壁を美しく長く保ちたいという場合には、ぜひタテイルを検討されることをお勧めいたします。