ベランダの防水工事とは?千葉の業者が種類や必要性をお伝えします
2018.10.14
晴れた日に洗濯物を干したり、くつろいだりするスペースともなるベランダですが、屋根のないベランダの床面は防水性の劣化が気になりますよね。
そうは言っても「防水工事まではする必要がない。」と思っている方は注意が必要です。
この記事では、ベランダの防水工事の必要性や防水工事の種類について説明します。
□防水工事とは?
・防水工事の意味
そもそも防水工事とは、雨や紫外線から建物を守り、長期的に保護するために、防水材料を用いて屋根などに防水を施す工事のことを言います。
・防水工事の種類
防水工事の種類は主に4つあります。
1.ウレタン防水
ウレタン防水は防水工事の中で最も人気です。
その理由として、ウレタン防水はお財布に優しい値段で短期間に工事ができることが挙げられます。
液状のウレタンを上から重ねて塗っていくため、古い層を撤去する必要がありません。
そのため工事が簡単で工事費用も安く収めることが出来るのです。
耐用年数は10~12年となっています。
2.シート防水
シート防水はゴムや塩化ビニールでできたシートを下地に貼り付けるだけで完成します。
そのため、メリットとして簡易的であることが挙げられます。
また雨天でも施工ができるため、工事の予定が狂うことなく工期も短縮できます。
しかし、シートのつなぎ目などの複雑な部分の施工の際に欠陥が生じる場合があるので注意が必要です。
短い工期で工事を行いたい方にはおすすめです。
耐用年数は13年前後となっています。
3.FRP防水
FRPとはガラス繊維強化プラスチックのことで、強度や耐久性に優れています。
ただし、プラスチックの欠点として、紫外線が長期間当たると劣化してひび割れが発生してしまうというデメリットがあります。
FRPの耐用年数は8~10年となっています。
4.アスファルト防水
アスファルト防水は、溶融アスファルトを積み重ねる工法です。
溶融アスファルト自体が防水性を備えており、それを重ねることで強度な防水層を作っています。
そのため、非常に高い防水効果があると言えます。
耐用年数はおよそ20年と比較的長くなっています。
しかし、高熱で溶かすため、火災などの危険性が高いことや工事中の臭いがきついこと、施工費が高いことなどのデメリットがあります。
しかし、施工のばらつきが少なく、耐用年数が20年というのは信頼性の高い防水工事だと言えるでしょう。
□ベランダの防水工事が必要な理由
・ベランダの床は雨漏りのリスクが高い
ベランダは周りが壁と出入口に囲まれているため、床面にほとんど勾配がありません。
そのため、雨が降ってもスムーズに下に流れていくことができません。
要するに雨水が床に溜まってしまうのです。
さらにベランダの内側は日が当たりにくく、一度水が溜まってしまうと乾きにくい構造をしています。
したがって、ベランダは雨漏りのリスクが高いため、徹底的に防水対策を行う必要があるのです。
以上、ベランダの防水工事についてお伝えしました。
ぜひ参考にしてみてください。