外壁塗装をせずに放置しておくことの問題は?千葉の業者が解説
2018.08.09
「『外壁塗装は大切ですよ!』ってよく謳われているけど、本当に必要なの?儲けるために主張しているだけなんじゃないの?」
新築を購入された方、あるいは建てられてから十数年という方であれば、塗装工事を行っている場面をご覧になられていないでしょうから、必要性に疑問を感じることがあると思います。
しかし、「費用をかけたくない」という理由で外壁塗装を行わないことは非常に大きなリスクを抱えることになります。
今回は外壁塗装をせずに放置しておくことのリスクについてお話しいたします。
□外壁に施されている塗装の役割
そもそも外壁塗装の役割をご存知でしょうか?
住宅の内部と外界を隔てるものとしては外壁や屋根がありますが、そのような建材の外側、つまり外界部分には塗料が施されています。
外壁や屋根そのものだけでは不十分な防水性を強化するはたらきが塗料にはあり、それと同時に外界からの衝撃を緩和する役割もあります。
しかしながら、何年もこういった衝撃の影響を受けていると塗料の機能も低下してくるものなのです。
□外壁塗装を行わずに放置しておくことで生じる問題
塗料という保護材が役割を果たさなくなると外壁はどうなるでしょうか?
厳しい自然環境に直接さらされてしまいますよね。
先ほど塗料が外界からの衝撃を緩和する役割があると記載しましたが、自然環境や振動などによる衝撃というものは何度も受けていると、建物にさらなる負担がかかるのです。
最も厄介なのは雨などによる降水であり、塗料の効果が切れて素材そのものに浸食しやすくなります。
水分が内部にまで達すると劣化を促進するだけでなく、構造部そのものを腐食させる原因となります。
塗装を行わずに放置しておくことは、大切な住宅の寿命を縮めてしまうという結果を招くのです。
そうなると、大規模修繕や最悪の場合には立て替えが必要になることもあり、費用を抑えるために工事を行わないという選択とは逆の結末を迎えてしまうことも少なくありません。
□最後に
今回は、外壁塗装を行わなかったことによってどのような問題が生じるのかについてお話いたしました。
早期に不具合を見つけて外壁塗装を施すことによって、大切な住まいを長持ちさせましょう。
「では、不具合はどのように見つけられるのか?」
「外壁塗装にはどの程度の期間が見込まれるのか?」
「業者はどのように選ぶの?」
このように様々な気になる点を抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
このような疑問に関しては他の記事で詳しくご紹介しておりますので、そちらも参考にしていただけますと幸いです。