外壁塗装を行う季節はいつがいい?千葉の業者が解説します
2018.08.30
外壁塗装を行う際には時季も気になりますよね。
今回は、それぞれの季節における外壁塗装の行いやすさを比較します。
□季節ごとに見る、行いやすい点と行いにくい点
外壁塗装を行うのには、気温が5度以上でかつ湿度が85パーセント以下という気象条件を満たしている必要があります。
湿度が高いという条件で思いつくのは雨が降っているときではないでしょうか。
降水時は塗膜が安定しなくなるほか、足場が濡れて作業を行いにくいといった難点が多いためです。
詳しくは他の記事で紹介しておりますので、そちらも参考にしていただければと思います。
この条件を前提として季節ごとに行いやすいかどうかを見ていきましょう。
*夏
梅雨の時期は上記の条件を満たせておらず塗装を行うことが難しいです。
たとえ塗装を行ったとしても工期が延びたり早期の不具合が起こりやすくなったりというリスクがあります。
ただし、梅雨の影響がそれほどない地域は逆に業者の予約が取りやすいのでこの時期を狙っても良いでしょう。
梅雨が終わると気温が上がることから乾きやすくなるので、こういった心配は軽減されそうですが、猛暑で足場がかなり熱くなるので作業員の方の集中力に影響が出るかもしれません。
また、エアコンを設置していない住宅では、工事期間中は窓を開けることが難しいため、暑さ対策を考えておく必要があります。
*秋
気温が下がる秋は夏のような猛暑の心配もなくなりますし、降水に関しも台風を避けることができればまとまって雨が降ることも考えにくいので外壁塗装が行いやすい季節です。
ただし業者に関しては予約で埋まる時季になりますので、このタイミングで行うことを検討されている際には前もって業者と契約を結んでおくことをおすすめします。
*冬
気温の低い地域においては外壁塗装を行うことができる気象条件を満たさない可能性があります。
また、日本海側の地域は降雪が多いため、外壁塗装を行うことは避けた方が無難です。
一方で太平洋側の温暖な地域は、空気が乾燥しており降水の可能性もかなり低いことから塗装を行うには適した時季のひとつと言えるでしょう。
*春
秋と同様気温が適切であるため外壁塗装を行いやすいですが、数日周期で雨と晴れが入れ替わるのが難点です。
ただ気温と湿度ともに安定性がありますので、日程に余裕があるのであれば問題ないでしょう。
□最後に
今回は、季節ごとの外壁塗装の行いやすさをご紹介いたしました。
その他にもご家族の予定なども考慮する必要があるので、それらも加味して外壁塗装の時季をお決めになられてください。